2017年4月12日水曜日

新しい年度が始まりました

今日から新しい年度を迎えます。心機一転、目標に向けて頑張りたいと思います。まず、今日は今後のスケジュールについて確認します。今年は大阪である医療情報学連合大会(開催期間:11/20~23)に演題を応募することになっています。演題応募期間は4/25~6/12です。遅くとも5月中に演題募集の抄録を完成させなければなりません。
また、6月~7月に卒研の中間発表会が行われます。6/14、6/21、7/5、7/12、7/19のうちどれか1日を選びます。時間は16:30~17:30です。学会の準備が整えば、その内容を中間発表で報告すればいいのでさほど大変ではありません。ということで、学会に向けての準備が先決ということになるでしょう。
そこで、大雑把なスケジュールを作ってみました。






ちょっと過酷なスケジュールですが、前倒しで早め早めに進めていきましょう。

さて、これまでスマホアプリの作成や医中誌で疾患名を検索キーワードとして集めた論文の抄録から作ったコーパスを使って疾患と症状の関係を調べてきました。もう学会抄録提出まであまり時間がないので、今後はアプリ開発班と疾患と症状の関係(症状から疾患を分類する)を調べて疾患分類器を作成する班に分かれて作業をした方が良いでしょう。
アプリ開発班は機能要件を整理することから始めましょう。今回どのような機能を持ったアプリを作るのか、その機能を洗い出します。ついで、ユーザインターフェースとなる画面の設計を行います。そして、それが終わったらロジックを作ってアプリを完成させます。
このスマホアプリには入力された情報や利用者の個人属性に基づいて利用者に疑われる疾患を推測する機能を持たせます。というか、これが他のアプリには見られないメイン機能です。これを実現するために、症状から疾患を分類する分類器を作ります。この分類器を作るのがもう一つの班の役割です。
この分類器を作るために、これまで医中誌から集めた抄録を基に作ったコーパス(疾患とそれに対応する文書からなるコーパス)を分析して症状と疾患の関係を調べてきました。しかし、今一つ明確な関係を見いだせないままでいます。これまでは対応分析を行ってビジュアルに関係を把握しようとしていましたが、今はナイーブベイズ分類器を使って症状から疾患を分類する作業を始めようとしています。これがうまくいけば分類器をサーバ上に実装し、スマホアプリに分類機能のAPIを提供することにより、スマホアプリからこの機能呼び出すことができます。
学会の抄録作成にはここまでを行う必要があります。


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