2017年5月26日金曜日

研究の「ウリ」は何か?

学会に応募する以上、研究には他の研究に見られない特徴が必要。いったいこの研究の特徴は何だろう?症状から疾患を予測すること?それもあるだろうけど、特徴といってよいほど根拠のしっかりしたものだろうか。これをメインにするわけにはいかないだろう。そもそも予測する疾患が仰々しすぎる。子宮内膜症、子宮体癌、子宮筋腫、子宮頸がん、・・・。
抄録に記載すべき事柄を整理する必要がある。
  1. 従来の女性健康管理アプリは入力した情報の共有や再利用は考えていない
  2. 先行研究のPMSの記録にターゲットを絞ったアプリは、患者と医療者(医師)との間での情報共有を目的としているが、他のシステム、たとえば電子カルテや他のPHRとの相互運用性を考えているわけではない
  3. そこで、HL7 FHIRを用いて他のアプリやシステムと相互運用性を実現できる仕組みを作り、プロトタイプを開発して実証実験をやってみる
  4. その際、相互運用性の実証実験に用いるスマホアプリは電子母子健康手帳、健診アプリとする(両アプリともHL7 FHIR対応)
  5. 実証実験によって問題点を洗い出す
    • データ統合の問題(PIX/PDQの必要性)
    • データ更新の問題(データ更新権限と参照権)
    • 情報粒度の問題(目的によって情報の粒度は異なる。どう対応するか)

0 件のコメント:

コメントを投稿